「UI/UX(ユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンス)」という言葉、Webやデザイン関係の場でよく聞くけれど、ホームページ制作にどう活かせばいいの?と感じる方も多いかもしれません。
今回は、UI/UXの基本をおさらいしつつ、実際にホームページ制作の中でどう意識すればいいのか、4つの具体的なポイントに分けてご紹介します!
目次
UIとUXの違いとは?
まずは基本から。
UI(User Interface)は「ユーザーとサイトの接点」つまり見た目や操作性の設計を指します。
一方でUX(User Experience)は「ユーザー体験」そのもの。サイトを通じて感じる満足度やストレスのなさなど、もっと広い視点での評価になります。
たとえば、お問い合わせフォームがわかりやすく配置されていて入力もしやすい——これはUIが良い状態。
さらに「スムーズに問い合わせできて、すぐ返答が来た」という体験まで含めてUXです。
ホームページ制作に取り入れるための4つのポイント
1. ペルソナを設計する
「誰のためのホームページか」を明確にするのが第一歩です。
単なる“ターゲット”より一歩踏み込んで、年齢・性別・職業・よく使うデバイス・悩みや目的などを細かくイメージしましょう。
ペルソナを定めることで、トップページの導線設計や、必要なコンテンツの優先順位が見えてきます。
2. ファーストビューで「何のサイトか」を伝える
ユーザーは、3秒以内に「このサイトは自分に関係がある」と判断すると言われています。
そのため、最初に表示される画面(トップページ)で、何を提供しているのか、どんな人に向けたサービスかが一目で伝わることが重要です。
画像・キャッチコピー・CTA(ボタン)を使って、迷わせず伝えましょう。
3. スマホファーストで設計する
今ではWebサイトの6〜8割以上がスマホからアクセスされていると言われています。PCで完璧に作ったとしても、スマホで使いにくければ台無しです。
画面サイズに応じて表示を最適化する「レスポンシブデザイン」はもちろん、スマホでの見やすさ・押しやすさ・読みやすさを優先して設計しましょう。
特にボタンのサイズやメニューの位置は、スマホでのUXに直結します。
4. ユーザー導線を「ゴールから逆算」して作る
ホームページに来たユーザーに、どんな行動をしてほしいかを明確にしましょう。
例えば「資料請求」「予約」「購入」などのゴールを決めておき、その行動に導くための導線(リンクやボタン、説明文の配置など)を設計します。
「ページ内での迷子」を減らすことで、UXは一気に改善されます。
まとめ
UI/UXは、ただ見た目を整えるだけではなく、「どうすればユーザーにとって気持ちの良い体験になるか?」を考える視点です。ホームページ制作に取り入れることで、見た目だけでなく成果にもつながるサイトを作ることができます。
「このデザイン、かっこいいけど…ユーザーはどう感じるかな?」 そんなふうに常にユーザー目線を忘れずに、ぜひ今回の4つのポイントを意識してみてくださいね!株式会社RFでは、こうしたUI/UXの視点を取り入れ、ユーザーにとって使いやすく、成果を上げるホームページ制作をお届けしています。